メール返信方法における日英の違い

英語でメールを書く場合、日本語メールと異なるルールが色々あると思いますが、その中の一つにメールに対する返信方法があると思います。

例で説明すると、日本語のメールの場合、以下ののように、”>”を用いて引用返信する場合が多いと思います。

>先日お願いした見積書ですが、いつ頃送付していただけますでしょうか?
お待たせして申し訳ありませんが、5/4までに送付いたします

一方で、英文メールの場合では用件をダイレクトに記載します。元メールの内容を引用したい場合でも、直接引用はせず、自分の言葉でリフレーズ(言い換えて)記載するスタイルです。この例の場合だと、次のように返信します。

We can send the quotation by no later than May 4. Thank you for your patience.

リフレーズして返信するスタイル、最初は面倒だと感じるかもしれませんが、慣れてしまうとこちらのほうが自分の言葉で書けるので快適になってくると思います。英文メールだけでなく、日本語のメールに返信する場合にも使える手法ですので、まずは日本語のメールで試してみると良いかと思います。

ちなみに、英文メールで”>”を引用して返信することが絶対ダメということではないと思います。実際に、日本やアジア圏の同僚が書くメールではよく見かけますし、意味もきちんと伝わっていると思います。一方で欧米人が書くメールでそのような例を見たことは一度もありません。文化圏により差異があるのは面白いなと思います。

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