ビジネスメールにおける宛名の「さん付け」について

仕事上、海外とビジネスメールをやり取りする機会が多いのですが、最初に気になった点が一つ。それは宛名にさん付けする文化です。同僚の日本人はほぼ全てDear XXX-san,のような形でさん付けしていますし、海外の委託先・同僚からは同じようにさん付けでメールが送られてきます。日本のさん付け文化が広まっていって、今ではすっかり定着しているようです。

最近、タイ人の同僚が台湾の委託先に Dear XXX san,と書き出しているメールを見て、もしかしてsanはすでに英語(借用語)として認知されてきているのかな、とも思いました。

ただ、日本と接点のない海外の委託先などでは理解してもらえないケースもありますし、海外の顧客からは失礼だと捉えられる可能性もあるので、特にこだわりがなければ、Dear XXX, やDear Mr./Ms. XXX, としておいた方が無難かなと思います。ちなみに、Mr./Ms.はあらたまった印象があるので、顧客に対してのみ使い、同僚に対するメールで使用するのはやめた方がよいと思います。

ビジネスのメールでは要件を分かりやすく簡潔に伝えるかが重要なポイントですので、宛名については枝葉の話であり、実際には個人のスタイルでOKかと思いますが、ccに入っている他の人のメールを観察してみると面白いと思います。

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